桜美林学園は5月29日に創立80周年を迎えます。
創設者の清水安三先生は、1921年に中国北京で崇貞学園を開設されましたが、1946年、終戦によって日本に引き揚げ、徒手空拳の状態からわずか2か月ほどで、東京町田の地に桜美林学園を創設されました。以来、多くの関係者の尽力によって、幼稚園、中学校、高等学校、7学群から成る大学、大学院、日本言語文化学院 (留学生別科)を擁し、約1万3千人が学ぶ総合学園に発展しています。桜美林学園は、「キリスト教精神に基づく国際人の育成」を建学の精神とし、「学而事人」(学んだことを人々や社会のために役立てる)をスクールモットーに掲げ、これまでに約12万人の有為な人材を輩出してきました。オベリンナーと呼ばれる桜美林の卒業生たちは、各界で活躍し、その対人力、行動力、独創性が高い評価を得ています。
しかしながら、教育界は、先の見通しの利かない混迷の時代にあって、少子化という困難な課題に直面しています。そのような中、桜美林が将来にわたって選ばれ続ける存在であるためには、学習者優先の視点に立って、教育・研究・社会貢献の不断の改善に努めていくことが求められています。また、それを可能とする財務基盤の確立も急務です。特に、町田キャンパスでは築年数の古い校舎の更新が喫緊の課題となっており、その財源については借入に頼らない寄付金、運用益等から充当していくことが必要です。このため、すべての設置校を対象に、在学者は元より次代の入学者、さらには教職員のための環境整備を図るべく、今年度から10年にわたり「NEXT桜美林募金」事業を実施することといたしました。

