ワークショップ 「木槿の花の咲く頃」
清水安三先生没後30周年記念企画のワークショップ「木槿の花の咲く頃」が、崇貞館6階大会議室にて、滋賀県高島市の「市民劇:木槿の花の咲く頃」の脚本・演出をされた大峰順二氏を迎え、大峰氏の経歴や市民劇完成までのご苦労をお聞きしました。ワークショップに先立ち、小林茂牧師の礼拝の中で、韓国国花タチアオイと木槿の花についてのお話を伺いました。戦時中韓国では国花をタチアオイではなく“菊”とされていたことや安三先生がそれでも校庭にタチアオイの花を堂々と植えていた話をお聞きすると、安三先生のお考えや行動がより理解できました。
また、戦前の崇貞の卒業生であった玄次俊さんを偲んで、玄さんの思い出などを、佐藤理事長、元高校音楽教諭の桜井萌先生、大学名誉教授の榑松かほる先生がご披露され、崇貞学園、桜美林学園を大切に思っていただいた故人のお人柄を知ることができました。
会場には、高島市の「清水安三先生顕彰会」の皆様も、バスで駆けつけられました。市民劇の中で歌われた「槿の花が咲いたよ」を当時の出演者と共に歌っていただきました。