キャンパスを越えて、学びを生かす

町田山崎団地活性化プロジェクトは、2013年度から6カ年計画で始まった桜美林大学、UR都市機構、自治会の三者協働の取り組みです。

さまざまなイベントで、団地を活性化

大学の近くにある町田山崎団地。コミュ二ティ活性化のために、学生が中心となり、夏祭りや防災まつりなどのイベントに参画してきました。

昨夏は山崎団地の商店会と自治会と大学が初めてコラボレーションし、〝なんでもやっちゃおう!〞がコンセプトの〝ちゃおちゃおまつり〞を開催。今年も多くの団地住民が集まりました。学生はチラシやポスターを制作し、当日はイベント開催やかき氷の販売を実施。地域の方々と交流しながら、お祭りを盛り上げました。

プロジェクト発足から今年で6年目。徐々に本学は住民の方々に認知されてきました。2020年には山崎団地近隣に、芸術文化学群の新キャンパスが開校する予定もあり、今後はさらに密接に、学びを団地再生に生かしていきます。

元吉海生さん
(芸術文化学群 造形デザイン専修3年)

子どもたちとの神輿づくりを企画・実施。子どもならではの発想や想像力、いわば自由な“創造力”に触れることができ、芸術を学ぶ身として多くのことを考えさせられました。

これまでの山崎団地活性化の取り組み

[ヤギ除草の効果を調査]

ヤギによる除草が住民のコミュニケーションにどのような効果を生んでいるのか、種市康太郎教授がヒューマン・アニマル・ボンドの視点から調査しています。

[DANCHI Caravan 防災まつり]

キャンプやワークショップを通じて、災害に備える知識や心構えを楽しく身につけるイベントを開催。運営協力には本学のほか10以上の企業・団体が参加しています。

大学+地域社会
サービス・ラーニング・アワード

大学には、授業と地域貢献活動を結びつけたサービス・ラーニング科目があります。年1回のアワードでは、学生たちが活動の成果を発表。福祉、教育、芸術、ビジネスなど活動のジャンルはさまざまです。

大学+小山中学校
東京五輪『おもてなしプロジェクト』

グローバル・コミュニケーション学群生が小山中学校へ赴き、外国人へ日本文化をどう伝えるかを中学生と考えました。当日は、中学生が太鼓や琴の演奏を披露して、本学の留学生に「おもてなし」を実践しました。

大学野球部+JICA
コスタリカで野球指導ボランティア

JICAと連携したボランティア派遣事業で、大学の野球部員10人がコスタリカ共和国へ1カ月間派遣されました。野球の普及活動として小中学校で指導をしました。本事業は2016年から2020年まで継続されます。

中学・高校+寿地区センター
収穫感謝礼拝での献米を野宿生活者たちへ

秋の収穫感謝礼拝では、中高生から献米が捧げられます。それらは、日本基督教団神奈川教区寿地区センターへ毎年寄付しており、野宿生活者への炊き出しに生かされ、命を守ることにつながっています。

中学・高校+東北
生徒主体の被災地訪問さくらプロジェクト

2011年の震災以降に始まった活動。現在は、有志生徒によって、防災科を設置した宮城県立多賀城高校との交流、閖上(ゆりあげ)市場のイベント支援や被災場所の見学、小渕浜でのワカメ漁体験などの活動をしています。

幼稚園+FC町田ゼルビア
FC町田ゼルビア出前サッカー教室

幼稚園でFC町田ゼルビアによる、出前サッカー教室が開かれました。園児たちは選手やゼルビーと一緒に、ドリブルやシュートを練習。楽しくボールを追いかけ、最後に試合をして、練習の成果を発揮しました。

今後のイベント

[境川クリーンアップ作戦]7月29日(日)

地域コミュニティーの活性化を目的とした「境川」の清掃活動。桜美林大学は10年前から活動に参加しており、毎年多くの学生が集結。2017年には約1,500人の学生が境川をきれいに清掃しました。詳細はウェブサイトをご覧ください。
http://sakaigawacup.jp/

[大野北銀河まつり]8月初旬

「ムーンウォーク世界大会」が話題になった相模原市・大野北地区のお祭り。毎年総勢100人あまりの学生が運営スタッフとして参加しています。ステージでは、音楽、ダンス、よさこい等のパフォーマンスが行われ、会場ではフリーマーケットや模擬店などが楽しめます。

自治体・企業の方へ

桜美林学園は地域のニーズに積極的に応え、教育や研究活動の成果を地域社会に還元しています。本校と新たに連携をお考えの方は、下記までお問い合わせください。

お問い合わせ先

地域・社会連携室
Tel:042-797-9915