お世話になった先生

野中 庸旦先生

高等学校
1964年~2007年勤務

近況報告

10年前に定年退職し、昨秋に後期高齢者の仲間入りをしました。現在は健康保持のために、今年で8年目になる、地域のグランドゴルフ愛好会で週2日活動しています。会員が男女50名、常時参加者は30数名です。プレイ前には、高齢者にも無理のないような準備体操を号令をかけて指導しています。皆さん一生懸命に取り組んでいます。又、毎週日曜日の午前中、町内会のソフトボールに参加し楽しんでおります。毎年6月と10月に地域の7自治会対抗の大会が行われます。昨秋はAチーム、Bチーム共に優勝しました。今年も優勝目指して練習に励んでいる所です。

桜美林での思い出

1976年夏、高校野球部が甲子園で「全国制覇」の偉業を成し遂げたことが一番の思い出として残っています。出場チームの中では小柄で突出した選手のいない初出場の桜美林チームが、一戦毎にたくましさを増し強くなってゆく姿が忘れられません。2回戦から出場し次々と強敵を倒し勝ち進み、大会屈指の強豪校、PL学園との決勝戦は息づまるような熱線が繰り広げられ、延長戦の末 劇的なサヨナラ勝ち。アルプススタンドの応援席は全員総立ちになり、大声をあげて喜び合いました。今でもその時の光景が目に焼き付いてます。

教え子へのメッセージ

「大学の設立こそはわかき日に、新島襄にけしゆめかも」。創立者、清水安三先生が1966年、大学設立の認可を得られた時に詠まれた歌です。先生は礼拝の説教や入学式の式辞等で、「皆さんは夢まぼろしというものを持たねばなりません」と、よく話されました。そして夢描いたものを実現させるための「行動力」がいかに大切かを説いておられました。先生ご自身も幼少期より中江藤樹先生や新島襄先生のように偉くなりたいという夢を持って、勉学に励んだそうです。このような先生のご教示を思いおこし、夢を持ちながら、それぞれの場でのオビリンナーのご活躍を心からお祈りいたします。

(2017.05.29)

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