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平成30年度自衛消防技術発表会 2号消火栓の部で最優秀賞

2018年09月14日
学園
お知らせ
9月13日(木)、町田消防署で自衛消防技術発表会が行われ、2号消火栓の部で本学園の自衛消防隊が最優秀賞を受賞しました。本学園は昨年、1号消火栓の部で最優秀賞を受賞しており、2種目制覇となりました。この発表会は町田消防署と町田防火管理者研究会の共催で毎年行われ、町田市を拠点とする事業所や教育機関、各種施設の自衛消防隊が集まり、日頃の訓練成果を披露し合います。今回は、1号消火栓の部に11隊、2号消火栓の部に14隊が出場しました。

指揮者を務めた渡邊淳一さん

本学園の自衛消防隊が参加した2号消火栓の部では、地震により火災が発生したことを想定。消火器及び屋内消火栓(2号消火栓)を使った初期消火、通報連絡、避難誘導までの手順を披露しました。指揮者、1番員の2人で構成され、指揮者が全体の指揮をしながら通報や避難指示を、1番員が消火活動と現場での避難誘導を担当し、的確な指示や動作はもちろんのこと、士気の高さや規律ある行動ができているかといった点が審査されます。なお、2号消火栓は、3人で操作する1号消火栓と比べ、使用するホースの直径や長さが短く、少ない人数で操作できるところが特徴です。

1番員を担当した小野大歩さん

今回発表会に参加した隊員は、渡邊 淳一さん(指揮者・学務部教務課)、小野大歩さん(1番員・入学部)の2人。この発表会に向けて、昨年度の発表動画を見て勉強し、7月からは酷暑の中、業務の合間を縫って訓練を重ねて来ました。昨年参加した先輩職員が立ち会うこともあり、心強いアドバイスを受けたといいます。「お互いを信用し合い、演技することができました」と2人は振り返ります。
 

左から渡邊さん、小野さん、木下さん

指導を担当した木下護さん(情報システム部)は「本番の演技が一番素晴らしかったです。声の通る渡邊さんの的確な指揮と、元弓道部・小野さんの消火栓で的を射る能力、何よりも2人が真面目に訓練した成果が表れたと思います。昨年、最優秀賞を受賞したことで、職員全体の自衛消防に対する認知が高まったと感じています。今年の受賞は、参加した隊員の訓練に対する同僚の理解や協力があったからです。引き続き、職員には自衛消防の知識や技術を身につけてもらい、いざという時のために備えていきたいです」と話しました。
 
本学園は今後も、職員の防災・防火管理に対する意識向上に努め、安全で安心なキャンパス作りを目指していきます。
 

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