現在は、国際センター国際交流課で、留学生や客員教員の受入れ、サマープログラムやホームビジットプログラムなどの海外からの留学生受入れ全般の業務に関わっています。具体的には、受入れ時の在留資格申請や来日後の在籍管理などです。多くの留学生は留学先での生活に不安を抱えています。そんな留学生の不安を取り除けるように、彼らと初めて会う新入生オリエンテーションの時は、自分から話しかけ、業務や勉強に関することだけでなく、留学生活全般の相談にのることで、留学生が安心して勉強できる環境を整えています。
留学生は教員などとやりとりする際、母国語でない日本語でコミュニケーションをする中で、細かいニュアンスが伝わらないことがあります。そのような場面において、留学生の気持ちをくみ取り、教員に伝えるなどして、「調整役」を担うことにやりがいを感じます。また、入学当初は日本人学生のサポートを受けていた留学生が日本人学生と勉強を教え合う光景をみると、とてもうれしいです。仕事においては、既存の業務にとらわれずに、自分からどんどん意見を出して、よりよい学生サービスを作っていくことが楽しく、わくわくしています。これからも、キャンパス全体に国際交流の輪を広げ、切磋琢磨し合う雰囲気を作っていきたいです。
私は、中国からの留学生として大学院に在学していた際、留学や国際交流活動を支援する「国際センター」でアルバイトをしていました。その時、職員の仕事を近くで見ていたことや、実際に学生として丁寧なサポートを受けたことがきっかけで、自分も学生をサポートする側になりたいと思い、応募しました。