大学職員の仕事は、学生に直接関わる業務だけではありません。しかし、自分の行っている業務が、学生の成長につながると感じることのできる魅力的な仕事です。大学は、将来を担う人材を育成する場です。一人でも多くの学生が成長できる環境を共に創っていきましょう。
所属している学務部教務課の仕事は、学生の履修などに関わる「学修支援係」と私が担当している「学事係」に分かれています。具体的には、シラバス作成依頼、教員出講調査、学籍管理、式典準備、各種調査、新入生発送物、授業評価アンケートなど、仕事の内容は多岐にわたります。私は主に、教員出講書類の作成や発送・管理等で教員とやり取りをし、各種調査では、他部署へデータの依頼を行うため、多くの部署の方々とやりとりをします。各種調査は、正確性が求められる業務であるため、緊張感を持って、取り組んでいます。
学生から相談を受けた際、すべての答えを教えるのではなく、学生が自ら考えられるような対応を心がけています。私のアドバイスをきっかけに、学生が自ら考え、成長していく姿を見守っていくことに、大きなやりがいを感じています。また、準備などを担当している式典で、これから始まる学生生活に期待を膨らませる新入生の姿や、４年間の経験を経て自信と誇りに満ちあふれた卒業生の姿に出会うときが、この仕事の喜びを感じる瞬間です。
桜美林学園の職員採用に応募したのは、学生時代に出会った職員の姿に魅力を感じたことがきっかけでした。私は桜美林大学在学中女子バレー部に所属し、充実した学生生活を送る一方で、学問との両立に悩んだことがありました。その際に、学務部の職員に、親身になって相談に乗って頂いたことで、乗り越えることができました。桜美林大学は学生と職員との距離が近く、気軽に話すことのできるアットホームな雰囲気も魅力だと感じています。そんな桜美林大学で、職員という立場で学生一人ひとりと向き合い、サポートをしていきたいという想いをもって応募しました。
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