“変わらない自由な校風”多様な価値観を受け入れ、お互いを尊重する。
のびのびとした土壌が桜美林には確かにある
#103

「桜美林学園が大好きだ」と言えるそんな校風を守り続けてほしい

#103

日立建機株式会社 代表執行役 執行役社長兼CEO 平野耕太郎さん

1976年度 桜美林高等学校卒業

1976年、野球部が甲子園で初優勝した記念の「アサヒクラブ」を今でも大切に持っている。当時、有志で結成された応援団に志願し、校旗係を務めた。

桜美林では、高校時代という一番多感な時期に、自由な校風、多才な先生方や多彩な友達に恵まれ、勉強だけでなく、部活動や学園祭、運動会など多くのことを経験しました。そんな自分たちで計画し、考え、実行していく日々の中でたくさんの友情も育みました。今でも同級生に会うと、時間を飛び越え、まるで高校時代に返ったように話すことができます。

私が今、企業のトップとして、多くの従業員や取引先、お客様、あらゆるステークホルダーに対して責任ある仕事ができているのも、高校時代に自由な発想で幅広く人間関係を築けたおかげだと考えています。ぜひ、学生が「毎日学校に行くのが楽しみだ」「桜美林学園が大好きだ」と言える校風を守り続けてほしいと思います。

100周年の桜美林に期待するのは、やはり人を育てること。多様化する世界にあって、勉強はもちろん大切ですが、大事なのは一人ひとりの人間性。きちんとした常識と人間的な魅力を兼ね備え、グローバルに活躍できる人材を育ててくださるよう願っています。

(所属・肩書は2021年度取材時点のものです)

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