“世界に羽ばたく人を育てる”異なる背景を持つ人々とともに生きるために。
広い視野と豊かな感性を育む桜美林#44
信楽焼の陶人形や釉薬の美しさが映えるアクセサリー作品とともに。陶房 準にて。
桜美林短大を卒業後、縁あって信楽焼の窯元に嫁ぎました。仕事を手伝ううちに自分も作品を作りたいと、試行錯誤の末22年前に陶人形のブランドを設立。6年前からはアクセサリーも手掛け、2019年にはフィレンツェで展示会に挑戦、来年はオーストリアでの展示も控えています。今振り返れば、このチャレンジ精神は桜美林で培われたものかもしれません。安三先生と同じ滋賀出身、進学で初めて東京に出て、自分で考え行動した2年間でした。海外に行くことも当時からの夢。今後もその心と夢を持ち続け、信楽焼の魅力を世界に広めていきたいです。
一体一体異なる、愛らしい表情が魅力の葛原さんのひな人形。
(所属・肩書は2020年度取材時点のものです)