“よりよい社会のために”桜美林から巣立ちそれぞれの場所で実践する”学而事人” #75
物心ついた時から自由に空を飛ぶことに憧れ、子どもの頃はずっと天使の羽をつけて過ごしていました。野球も経験しましたが、7歳から独学で楽器を始め、自分には音楽が合っていると思い桜美林に入学。当時は音楽家になろうとまでは考えていませんでしたが恩師との出会いで作曲に目覚め、次第に作詞をして歌も乗せるように。さらに留学先で表現の楽しさやそれを受け入れてもらえる喜びを存分に味わったことで、大学生活を終える頃には「自分がやりたかったのはこれだ」と確信しました。2019年に作詞作曲した曲で歌手デビューしましたが、一貫して伝えたいのは自由に生きる強さや夢は叶えられるというメッセージ。これは僕が小さい頃から求め続けてきたことですし、大学でも個性や自由を奪われず、尊重してくれる恩師や友人に恵まれたからこそ、今こうして自信をもって発信できるのだと思います。音楽も美の追求も、僕にとっては幸せになるための手段。自分が幸せなら人を傷つけることもなく、マイナス思考にもなりません。僕自身も常にそうありたいし、桜美林出身であることを誇りにしながら、これからも誰もが幸せを追求できる自由な社会の実現を目指していきたいと思います。
(所属・肩書は2021年度取材時点のものです)