トピックス

中学校礼拝

2017年05月10日
中学校・高等学校
お知らせ
「惜しんでわずかしか種を蒔かない者は、刈り入れもわずかで、惜しまず豊かに蒔く人は、刈り入れも豊かなのです。各自、不承不承ではなく、強制されてでもなく、こうしようと心に決めた通りにしなさい。喜んで与える人を神は愛してくださるからです。」コリントの信徒への手紙Ⅱ 9章6節~7節
創立記念月間である5月10日(水)の中学校礼拝は、今年も創立者清水安三先生の孫にあたる清水安三記念館(滋賀県)館長清水賢一先生をお招きして、「一枚の銅貨から」という題でお話をしていただきました。安三先生は1921年、当時は大変危険な地域であった北京・朝陽門の外側に崇貞平民女子工読学校(後の崇貞学園)を設立されました。先生は生徒を集めるために銅貨「銅子児(トンツアール)」を惜しみなく与え、イエス様の教え通り豊かに蒔くことを実践されました。そしてこの崇貞学園から始まった刺繍の技術は、後に朝陽門外での立派な産業となっていきます。安三先生が説かれた「学而事人」(学びて人に仕える)の精神をあらためて心に刻む時となりました。