この事業は、高島市が第7期(平成30~32年度)介護保険事業計画に基づき、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム・80人)の設置運営事業者を公募したもので、本学園は、全80人のうち29人の施設を応募・受託しました。
高島市は、本学園の創立者である清水安三の出身地。同市旭町にある清水安三記念館前に学園が所有する敷地に、定員29人の特別養護老人ホームを開設します(定員10人の短期入所者生活介護施設を併設 ) 。また、この施設は大学院での実習や教育研究を行う場としても利用する計画です。
安三が提唱した「学而事人」(がくじ・じじん:学んだことを社会のために活かす)という学園のモットーを基に、本学園の教育の実践、そして成果の還元の場として高島市の皆様に貢献できるよう、人材の確保、低所得者への対策、入所者の重度化への対応等々、これからの高齢者ケアに対応できる地域密着型の施設としていく予定です。