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桜美林中学校・高等学校 『わがまちタウンマップ』で地元の魅力を発信

2022年05月19日
中学校・高等学校
お知らせ

(左から)宇佐美心菜さん、柳知諭さん、石阪丈一町田市長

昨年度の桜美林中学校3年生218人が総合学習の一環で、本学園の地元である町田市と相模原市を紹介する『町田・相模原 わがまち タウンマップ』を作成しました。これは、コロナ禍で毎年12月に行っていたオーストラリアへの海外研修が中止となったことから、自分たちの生活する地域を調べ、その地域の情報を多くの人に知ってもらうために発信することも「異文化理解」につながると考え作成したもの。夏休み前から始動し、調べるテーマ決めや文化祭での学内発表を経て、11月から本格的に調査を開始しました。記事の作成だけでなく、実際にお店などに電話を掛けアポイントを取り、掲載承諾のお願いやその後のスケジュール調整、取材、掲載内容に誤りがないかの確認取りなど、一連の流れを生徒主体で行いました。34ページからなる『町田・相模原 わがまち タウンマップ』には、両市のイベントや飲食店の情報、歴史、特産物、観光スポット、有名人、最新トピックなどが掲載されています。


(中央)田野倉和美 相模原市中央区長

桜美林中学校を代表して、柳知諭さん(現高校1年生、作成時生徒会長)と宇佐美心菜さん(現高校1年生、作成時生徒会副会長)が、5月11日(水)に石阪丈一 町田市長を、5月19日(木)に田野倉和美 相模原市中央区長を表敬訪問し、製本されたばかりの『町田・相模原 わがまち タウンマップ』を謹呈しました。代表生徒が自らの言葉で、製作までの経緯や苦労した点などを説明。『町田・相模原 わがまち タウンマップ』を手に取った石阪市長からは「紹介記事が英文でも書かれているのは素晴らしい。中学3年生が作ったとは思えない。」とお褒めの言葉をいただき、田野倉区長からは「詳細に調べてくださって、改めて地域の魅力に気づかされた。学生ならではのアイディア、粘り強さで丁寧につくっていただき感謝している」とのお言葉をいただきました。
柳さんは「ネットで調べるだけでは偏った情報になってしまうので、実際に足を運んで直接お話を聞くことができたのはとても良い経験となった。間違った情報を記載できないという面でも、どうやったら魅力が伝わるのかという面でも、違った難しさがあったが、どれも勉強になった」と話しました。宇佐美さんは「タウンマップの作成は学校としても始めての試みだったので、1から作り上げることが大変だった。異文化交流の場でも活用できるように、英訳にも挑戦。得意ではない英訳、また初めてのアポ取りは大変なことが多かったが、グループのみんなと協力しながら作成できたのは、とても楽しかった」と笑顔で話しました。

冊子に載せきれなかった分の情報も含めて、72枚の壁新聞として、現在、町田キャンパス荊冠堂地下1階のギャラリーに展示されています。
『町田・相模原 わがまち タウンマップ』は、後日、中高HPにて電子ブックが公開される予定です。お楽しみに!

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