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令和元年度自衛消防技術発表会 1号消火栓の部で優秀賞

2019年09月12日
学園
お知らせ
912()、町田消防署で自衛消防技術発表会が行われ、1号消火栓の部で本学園の自衛消防隊が優秀賞を受賞しました。この発表会は町田消防署と町田防火管理者研究会の共催で毎年行われ、町田市を拠点とする事業所や教育機関、各種施設の自衛消防隊が集まり、日頃の訓練成果を披露し合います。今回は、1号消火栓の部に9隊、2号消火栓の部に11隊が出場しました。

本学園の自衛消防隊が参加した1号消火栓の部では、地震により火災が発生したことを想定。消火器及び屋内消火栓(1号消火栓)を使った初期消火、通報連絡、避難誘導について日頃の訓練の成果を披露。対応を行った隊員が負傷したという想定で、三角巾を活用した包帯法による応急手当も行いました。

隊員に指示する井口一真さん

1号消火栓の部の自衛消防隊は指示・命令する「指揮者」、放水などを担当する「1番員」、そして1番員の補助や伝令役となる「2番員」の3人で構成されます。今回発表会に参加した隊員は今年4月に新卒で入職した、井口一真さん(指揮者・町田キャンパス事務室教務担当)、石田志門さん(1番員・町田キャンパス事務室学生支援担当)、マリク・ザイラさん(国際交流課)。的確な指示や動作はもちろんのこと、士気の高さや規律ある行動ができているかといった点が審査されました。

放水する石田志門さん

トップバッターでの披露だったため、操法開始の合図であるベルが鳴らないというトラブルがあったものの、3人は焦ることなく冷静に対応。仕切り直し後も、堂々たる訓練成果を披露しました。

今回の訓練を通し、「消火栓を触ること自体も初めての経験。訓練を重ねる中で、一つひとつの行動の意味を確認し、災害時の対応に関して学ぶことができました」と井口さん。マリク・ザイラさんは、「学内でも自然と消火栓の場所などを確認するようになりました」と防災意識が高まったようです。学生支援を担当している石田さんは、「大きな声で避難誘導をする力がつきました。今後、学生向けの避難訓練も予定しているので積極的に指導したい」と話しました。

消火器を扱うマリク・ザイラさん

「急なアクシデントにも動揺することなく冷静に行動する姿が素晴らしかった。今回の訓練を経験して、防災の意識が高まり、消火栓の取り扱いなどイメージがつきやすくなったと思います。3人には今回の経験をもとに、他の職員や学生にも防災に対する指導にあたって欲しい」と、指導を担当した木下護さん(情報システム部)。

本学園は今後も、職員の防災管理に対する意識向上に努め、安全で安心なキャンパス作りを目指していきます。

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学校法人桜美林学園 総合企画部広報課
TEL:042-797-9772