2020年度桜美林学園　定年退職者を送る会が行われました

3月31日(水)、桜美林学園荊冠堂チャペルで、今年度定年退職を迎える17人と昨年度定年退職を迎えた11人の教職員人を送る礼拝が執り行われました。昨年度は新型コロナウイルス感染症感染拡大予防のために式を挙行することができなかったことから、昨年度の対象者も招待し、式を挙行しました。式はオンラインで配信され、教職員はオンラインでの参加となりました。

大越孝理事長は「昨年度は残念ながら挙行できなかったが、先生方を学園として礼を尽くしてお送りしたく、本日の挙行に至った」と話し、「長きにわたり、桜美林のために教育にご尽力いただきありがとうございました」と退職者を労い、一人ひとりに花束を贈呈。

昨年度定年退職を迎えた、桜美林大学文学部英語英米文学科の第3期生で、52年間を本学園で過ごした小池一夫前副学長は、「昨年、ありがとうございましたとさようならが言えないまま終わってしまい、最後の終止符を打てないまま1年が過ぎてしまった。今日、関係者の皆様がこのような会を設けてくださったおかげで、ようやく自分の心に終止符を打つことができました」と話しました。着任当時の様子を「ホームライクスクール（＝家庭的な雰囲気の学校）」と思い返しながら、「学生が学園に親しみを持ちながら夢を見つけられるような、また教職員が自分の兄弟姉妹あるいは子どもを育てるような姿勢で教える環境である「ホームライク」の初心を思い起こして、教育に邁進してほしい」と、今年100周年を迎える学園のさらなる発展を祈念しました。