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お互いを気遣い尊重できる職場環境へ〜職場におけるダイバーシティー推進〜 

2024年12月12日
学園
お知らせ

講師の永田京子氏

12月6日(金)、ダイバーシティ推進の一環として、教職員に向けた「笑顔で働くための⼼と体のケア講座」が開催されました。ダイバーシティ推進室では、多様な価値観やライフスタイルを尊重し、すべての学生・生徒・教職員が安心して学び働ける職場環境を提供することを目指しています。これまでに、育児と仕事の両立に関する座談会や障害者理解深耕セミナー、LGBTQ理解深耕セミナー、仕事と介護の両立セミナーなどを実施してきました。

今回の「笑顔で働くための⼼と体のケア講座」では、講師に株式会社ウェルネスシアター代表永田京子氏をお呼びし、PMSや月経、更年期など女性の健康や男性の更年期などに関するセミナーを開催。教職員自身の健康管理に役立てるとともに、同僚や部下、上司の健康に対する相互理解を深めることを目的としています。
更年期、と聞くと日本ではマイナスなイメージが大きく感じますが、海外では「人生の転機(ザ チェンジ オブ ライフ)」として、決してネガティブなことではないと考えられています。今回の講義では、近年「更年期離職」の割合が増えてきていることに触れ、更年期に見られる症状や治療法などについて、また性ホルモンによる特有の症状や不調、男女の違いなどについてお聞きしました。健康で過ごすためには、運動・食事・生活の3つを整えることが大事。簡単に私生活に取り入れられる「ちぇぶら体操」も教えていただきました。
性ホルモンから起こる不調は、メンタル面など見た目では分かりづらい症状が大半で、同性でも分かりえない部分があります。だからこそ、「まずは知ること、そして気遣い合うことが大事。体の不調は、自分の心と体に向き合うチャンス」と永田氏は話しました。

本学園はこれからも、多様な価値観やライフスタイルを尊重し、すべての学生・生徒・教職員が安心して学び働ける職場環境を提供することを目指し、活動を行ってまいります。

お問い合わせ先

学校法人桜美林学園 総合企画部 広報課
Email:webadmin@obirin.ac.jp