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芸文ホール 地域へ日本の古典芸能の魅力を発信「ひなたやま狂言会」

2024年09月24日
学園
お知らせ

中村雅之氏による能楽レクチャー

9月21日(土)、桜美林学園芸術文化ホールで「ひなたやま狂言会」が開催されました。
 
当ホールは開設当初から日本の古典芸能である能・狂言の普及に向けた活動を地域に向けて行っています。

2022年度は狛江能楽普及会の協力により、様々な能楽の体験イベントを実施。2024年度は、子ども向けの狂言ワークショップをはじめ、アレクサンダーテクニックを用いた能の体験、高砂ワークショップを実施します。

野村眞之介氏「柿山伏(かきやまぶし)」

今回のひなたやま狂言会は、当ホール初の能楽(狂言)公演。冒頭で横浜能楽堂芸術監督の中村雅之氏による能楽レクチャーが行われた後、いよいよ桜美林大学芸術文化学群講師の野村万之丞氏、そして野村万蔵家の若手狂言師により「柿山伏(かきやまぶし)」と「蚊相撲(かずもう)」が上演されました。

満席となった客席からユーモラスなセリフや動きに笑い声があがる場面もたびたび。初めての狂言に敷居が高いと感じられていた方からも「とても楽しめた」「感激した」という感想を多くいただき、普段触れる機会の少ない能楽を理解し体験する機会となりました。

野村万之丞氏「蚊相撲(かずもう)」

桜美林芸術文化ホールでは、2024年度から本格的に自主事業を展開し、今回の日本の古典芸能をはじめ、障害をもつ人と持たない人がつながる芸術表現の紹介、赤ちゃんも参加できるワークショップなど、多様な人が芸術との出会いのきっかけとなるような企画を展開しています。

今後もさらに自主事業を充実し、地域の芸術文化の振興に貢献していきます。

お問い合わせ先

学校法人桜美林学園 総合企画部広報課
TEL : 042-797-9772