【訃報】髙橋幸枝先生（医療法人社団秦和会 理事長）が逝去されました

髙橋幸枝先生（医療法人社団秦和会 理事長）が、1月16日、享年103歳をもって逝去されました。

髙橋先生は、海軍省のタイピストとして赴任した中国・青島の教会で、本学園の創立者・清水安三先生と出会いました。北京で貧しい子女の救済と教育活動をしていた清水先生の秘書を務め、清水先生の勧めで医者になる決心をしました。医師免許取得後、地元の病院勤務を経て、1953年に桜美林学園へ校医として2年間赴任。1966年に神奈川県秦野市に秦野病院を開院して開業医になり、天に召されるまで医師として多くの人々を救済されました。

召された魂と、ご遺族の上に、天来の豊かなお慰めをお祈りいたします。

●略歴
髙橋幸枝（たかはし・さちえ）
1916年、新潟県生まれ。新潟県立高田高等女学校卒業後、海軍省のタイピストとして勤務。中国・青島に転勤したとき清水安三に出会い、その勧めで医師を目指す。1949年、医師国家試験に合格し、新潟県立高田中央病院に勤務。1953年、桜美林学園に診療所を開設。1966年、神奈川県秦野市に秦野病院を開院し院長に就任。1970年、医療法人社団秦和会理事長就任。1995年、社会福祉法人成和会理事長就任。2020年、召天（103歳）。